2016年 01月 26日
神戸大学経済学部編入試験 |
こんばんは、たけです。
今日はH28神戸大学経済学部の編入学試験の筆記試験について書こうと思います。
神戸大学の試験科目は
・経済学、小論文、数学から2科目選択
・英語(辞書持ち込み可)
の計3科目です。
配点は
専門科目100点×2
英語150点
合計350点
です。
私は経済学と小論文を選択しました。
・経済学
今年の出題は以下のような内容です。
1.純粋交換経済
2.貿易(関税が総余剰に与える影響について)
3.IS-LM分析
4語句説明
1〜3はおそらく誰でも一度は目にしたことがあるような基本的な問題です。
いかに速く、正確に処理できるかが重要だったと思います。
4は神戸大学で例年出題される語句説明です。
今年の語句は「人的資本」と「ホモ・エコノミクス(経済人)」でした。
これで各10点なので経済学で一番差がついたのはこの問題だったと思います。
ミクロ・マクロ経済学の教科書に出てくるような技術的な用語を予想していたので、かなりあたふたしました。
・小論文
小論文のテーマは「少子高齢化と人口問題」でした。
人口減少社会の実情に関する日経新聞の記事が2ページと、それについての設問が3つ(配点:30点、30点、40点)ありました。
専門科目は選択した2科目を2時間で解かなければならないのですが、
私は経済学に時間を使い過ぎてしまったため時間が無くなってしまい、小論文の2問目は1文字も書けずに時間切れになりました。
時間配分を完全に誤ってしまいました。反省です。
専門科目に関して、やはり可能であれば小論文ではなく数学を選択した方が断然良いと感じました。
・英語
英語の問題は短い文章が3つという出題でした。
辞書持ち込み可ではありますが、わからない単語の意味を片っ端から調べていると時間の制約もかなり厳しくなってくると思います。
単語穴埋め問題や選択問題もしっかりと読まないと選べないものが多く、全く侮れません。
各文章の話題は専門性が高く、文が短いがゆえ文面の情報が限られているので、経済学や経済史の背景知識があるとかなり有利なのではないかと思いました。
私は辞書を過剰に使ってしまい、なんとか全て書くことはできましたが、こちらも時間が危なかったです。
以上各科目の出題と受験した感想です。
試験が終わったと同時に不合格を確信して、文字通り絶望しながら帰路につきました。
結果は合格でしたが、本当にぎりぎりだったと思います。
曖昧ですが手応えは
経済学9割
小論文3割
英語7割
という具合です。
成績開示ができるみたいなので、開示し次第公開したいと思います。
ではまた
by tommy_puredrive
| 2016-01-26 19:11
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